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やっとこさ秋

天候不順なニッポン。でも東京はいちばんましだっただろう。とにかくようやく秋が来て、城北公園も紅葉が色濃く、グラデーション豊かに進みつつある。
博多で駅前大陥没があったかと思えば、トランプ大統領誕生、パク大統領スキャンダル……、と信じ難いことが次々起きて、人間界もなんだかロクなことがなかったなあ。
『ロケットじどうはんばいき』が軌道上に達すれば、ほっとするんだけれど、4か月経った現在はどのあたりを飛行しているんだろう。おーい!
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ありがとう、のらねこソクラテス

8月の初め、Twitterに「小学生の頃、読書嫌いの僕でしたが、この本読んで読書が好きになりました。この本がなかったら今は読書なんてしてなかったと思う」と投稿があった。「のらねこソクラテス」のことだ。しみじみと嬉しかった。
8月7日の直前だ。あまり祝う気分になれない誕生の記念日がちょっと輝いた。こうしてソクラテスとこの本は、少しめげた気分や状況のときに、駆けつけてきて、ぼくに励ましと進む力をくれる。あのとき一生懸命作ったから、きっと生きているんだな。
次の日、はりきって猛暑の中、表参道、神保町、東京と書店回りをし、誕生日にも紀伊國屋新宿南店の最終日、池袋と回ってきた。
猛暑は続き、母子はオープンキャンパスを巡り、リオ五輪が始まって、水泳、卓球、バドミントンと熱気と歓喜にほだされながら、今はもう終盤にさしかかっている。
かたわら、『ロケットじどうはんばいき』の第2弾「ジャンケン手ぶくろ」を再考するのだが、どうも力が出ない。第1弾の成功に当初の自信が揺らいでいる。何を書いたらいいのか、と足が止まっているのだ。
そんな迷える今朝、ふと本棚に7年前に届いた母の手紙を見つけて、懐かしさとともに開いてみたら、「ソクラテス学校へ行く」を贈った返礼で、「久しぶりにソクラテスに逢えて、うれしかったけど、ソクラテスのやさしさが今度の本にはあまり書かれていなくて、少しさみしいかんじがしました」と感想があった。
このごろの創作にはっと思い当るところがあった。
……ほら。また駆けつけてきてくれた。ありがとう、ソクラテス! ありがとう、お母さん! お父さんもね。
まだ誕生月だ。がんばろう。


八月がめぐる

毎年めぐりくる中で、自分にとって八月は特別な月だ。自分と母の誕生日がある。妻の母と妹の誕生日もある。そして日本に戦争を刻み付けた日がある。特に上旬にそれが集中している。
そんな上旬の猛暑の真っ最中だ。
一昨日は、母に写真を送った。
昨日は、早稲田大学のオープンキャンパスに一家で参加した。新3号館がかっこいい! 大学に雰囲気が満ちていて、いい。久しぶりの感覚だ。
そして今日は、自分の誕生日。最近始めた早朝起き、城北公園歩きを決行中に、ふと裸足になり、陸上グラウンドを囲む外周ウォーキングコースを1周してみた。
土の道のぺたぺたの感触が快い。砂が荒くのっていると、ざらざらでちょっと痛い。外れて、木の根を踏んでいこうとしたら、痛くて退散。そんなことも足には、歩くことには、新鮮でいい。体と心が喜んでいるようだ。
だって、途中で4本足で歩きたくなったから。
そういえば、リオ五輪が始まった。
きょうは新宿の書店回りにいく。紀伊國屋書店新宿南店がきょうで閉店する。ミニ出前授業をやったりと、いちばん好きな児童書スペースだったので、残念だなあ。
はたして『ロケットじどうはんばいき』は売れているだろうか。



七月の声

本日は参議院議員選挙投票日だ。選挙権が18歳から与えられた初の国政選挙となる。アンケート調査では、若いほど与党支持が多いらしい。なんだろうね。世の中、変わった?
安倍自民政権による憲法改正が背後に隠れているとあって、メディアの光も当たり、日本国憲法のことをすこしずつ知ってみると、今まで知らなかったことに驚く。知らされずにきたことに、疑念がわく。
学校で教わる一般的な日本国憲法は今も3つの柱だ。基本的人権、国民主権、平和主義。ぼくの習った1960年代では、国民主権は主権在民、平和主義は戦争放棄、と唱えたのを覚えている。
ところがその内容以上に大事なこと――日本国憲法が生まれた背景、そこから託された根底にあるものが伝えられていないのだ。そのために3つの柱もどこか国民の心に深く根付いていない気がした。
背景とは太平洋戦争の悲惨な結果だ。日本国が二度と過った道を辿らず、国民を不幸に導かないこと。その誓いを根底に置いて、作られたのが新しい憲法だったのだ。
過ちは、国家権力が暴走して、個人を蹂躙したために起きた。だから暴走しないように国家権力を縛り、国民を守るための法律を作った。それが憲法なのだ。だから憲法を守る義務は、国民でなく、政治家と公務員に課せられている。
これが今回、初めて知った「立憲主義」というものだ。
さらに背景を深く考えると、国家権力に歯止めが効かなかったのは、国家が個人の上に立つ――そもそもその関係にあった。国民一人一人が個人として確立して、国家と対等に並ぶこと。日本国憲法はその意識変革を国民に求めているのだ。それもまた今、知った。知らせてほしかったことだ。
日本国憲法は、国家権力を担う者たちに遵守を誓わせると同時に、国民に「個人主義」の実現を要望しているのだ。
人権意識に乏しく、主権の発動である選挙の投票率が低く、どこか戦争が他人事なのは、自分を含めて、いまだ日本国民が個人として立てていないからではないか、と理解するようになった。
今日は投票日だ。――みんな、立っているかい?

六月の無念

新刊本『ロケットじどうはんばいき』の仕上げ段階だ。表紙の色校正、原画通りになかなかできないものなのかな。技術は進歩してると思うのに。
帯がインパクトを感じて、うれしい。来月の発売日が待ち遠しい。これほど待ち遠しい本はなかったかも。
サニブラウン・ハキーム選手が土壇場で、足に違和感あり、ワクワクしながら待っていた日本選手権に不出場、リオ五輪を断念した。まことに無念。高校生の今、山村コーチとともに出場させてあげたかった。こんなことってあるんかい。
そんなびっくりに隠れているが、舛添ケチ爺が黙秘のまま辞任、参議院選挙も進行中。「国民怒りの声」への期待はどんな結末になるんだろう。
なんかやらないといけないのでは?
「投票はきみから平和に続く道」

特別な五月

それから4日後の26日に、はな子は死んでしまった。夜中に倒れて、もう起き上がれなかった。
ぼくはお別れが言えたんだね。長い間、そこにいてくれて、ありがとう。
なんともいえないこの淡い悲しさはなんだろう。新聞に載った日本に来たばかりの子象の頃の姿がかわいい。大きな象は人間にとって、特別な存在なんだろう。優しい目と大きな生命がきっと温かいんだろう。
翌日の27日には、オバマ大統領が初めて広島を訪れた。慰霊の気持ちを感じる17分間のスピーチを日本人の心に響かせた。彼の目も優しいな。
15年ぶりに杉本深由起さん、志津谷元子さんにも会うことができたし、五月は下旬になって、思いがけなく特別な月となった。

井の頭公園に象がいる

井の頭自然文化園の74周年記念行事に参加しようと、久しぶりに吉祥寺に出かけた。
好天とあって、駅から10分の園内に入ると、ずいぶんにぎわっていた。
動物学の記念講演、芸大生によるミニコンサート、園長率いる動物園ツアー、動物アート展示など行事は盛りだくさんで、自分には専門的過ぎた講演を中退した以外は、どれも楽しめた。
でもなんといってもお目当ては行事よりも、アジアゾウのはな子にまた会うことだった。何年ぶりだろうか。高齢のため、ほとんど室内暮らしらしいが、生きた姿を見れて、ちょっとした哀しさを覚えながらも感激した。元気でいてね。
井の頭公園に象がいる、って素敵だよなあ。
リスがいっぱい、モルモットがいっぱいの子ども天国だ。
身近な小動物や鳥が充実していて、鶯が間近にとまって、美しくさえずる姿を初めて目撃できて、しばらく見とれ、聴き惚れていた。
武蔵野の森の一画だ。高く豊かな緑が動物と子どもたちをとり囲む癒しの時空間。
娘が小さい頃、もっと来ておけばよかったなあ。
閉園ぎりぎりまでのんびりした後、水がきれいになった井の頭池をめぐって、ドイツウインナーをみやげに、吉祥寺から高円寺、バスを駆って、家に帰ったら、笑点も50周年だとかで、桂歌丸が司会を降板、後任になんと春風亭昇太師匠が指名された、というまことに吉日なのであった。

チンパンジーと人工知能

たて続けに、人間を考えさせる驚異の科学レポート番組に出会った。
一つはチンパンジーのアイとその子どもの知的能力の実験レポート。数字をたどるゲームでは、一瞬にして全体を記憶して、正確に素早くこなす能力が目から鱗の驚きだった。人間並みにできるなあ、と笑っていたら、それどころか、遥かに優れていたのだ。
人間の進化って、なんだ? 危うし、人間。
もう一つは将棋の羽生7冠王がホストで報告したNHKスペシャル「人工知能、天使か悪魔か」だ。韓国のチェス世界チャンピオンを打ち砕いた囲碁ソフトは、ディープラーニングという新しい発想の学習法を持つAIだった。創造性、感情、そして思いやりの心まで持ってしまいそう。そんなことがグローバルIT企業たちによって、制限なくどんどん推し進められているとは、そら怖ろしい。人間を凌ぐに決まっているではないか。
危うし、人類! おーい!

国民、都民怒りの声

安倍政権の暴走を阻止せんと、野党のもたもたに業を煮やした憲法学者小林節さんが「国民怒りの声」を発足させた。夏の参議院選挙に臨む。既成政党とプロ政治家以外の選択肢ができたことに快哉! 無党派、無投票層に大きなうねりを起こすことを期待する。
と久々に清々しい心持ちになっていたところに、舛添都知事の公金タカリ醜聞発覚。家族の温泉旅行を会議費で落とし、公用車で毎週末湯河原の別荘に通う。あまりの卑しさに気分は急降下。都民怒りの声を聞けい!
思わずTwitterで<絵のない一コマ漫画>を書き始めてしまった。

<絵のない一コマ漫画>
クールビズですが、なにか?
  ――都庁朝礼台の舛添都知事。スーパー銭湯の温泉着姿。

油井亀美也宇宙飛行士の帰還報告会が明日、東京ドームシティで行われる。参加予定だ。
『このすばらしい世界』を読んでもらえれば、と思って、渡す算段をしているところ。久しぶりにスローブック思考になって、手紙をまとめている。
なんだか地球がちっとも平穏にならない。人類がちっとも進化しないみたいだから。
プロフィール

山口タオ

Author:山口タオ
青い大きな星の上にようこそ!
童話作家山口タオのブログです。のらねこソクラテスや米とのさまやことわざおじさんと一緒に、日々の雑感、創作裏話、そして地球の謎を追う想像力の旅を綴ります。

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